長い一日・・・ 決勝トーナメント準決勝となるこの日は、練習が朝9:30〜10:30、試合時間が最終の20:00からという長い一日となった。夜の試合のため食事を摂るタイミングも調整され、特に夕食は試合前の17:00と試合後の22:30の2回に分けて摂ることになった。 準決勝 vsチャイニーズ・タイペイ 決勝への切符はもちろんのこと、メダルを確実に獲得するために何としても勝利しなければならない大一番となった。このゲームにかける意気込みは日本もチャイニーズ・タイペイも同じく、試合は大接戦となる。前半はチャイニーズ・タイペイのディフェンスを崩せず苦しい展開となるが、中盤から後半にかけて正中選手の大活躍で徐々に勢いを取り戻し、ゲームは接戦のまま終盤までもつれ込む。終了間際に主導権を握ったのは惜しくもチャイニーズタイペイ。勝負どころで体勢を崩しながら放つタフショットを決められ、ことごとく日本の反撃のチャンスを食い止める。結果は2点差で惜敗。同じく準決勝で韓国に敗れた中国と3位決定戦を戦う。 チーム・ジャパン! この日の決戦には女子代表が応援に駆けつけてくれた。女子代表も同日、男子代表の前に中国と準決勝を戦い惜しくも2点差で敗れた。その後の悔しさも残る状況の中、ベンチのすぐ後ろに全員で応援に駆けつけ、非常に心強い存在だった。男子代表に対しての大声援はもちろん、タイムアウト明けの「チーム・ジャパン!」の声をかけるときには女子代表全員がベンチの後ろから男子のハドルに向かって拳を向け、同じく声を合わせてくれた。惜しくもその声援に応えることは出来なかったが、男子と女子の代表が一つになって戦った試合とあった。
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