vs韓国戦 中国、チャイニーズ・タイペイに連続して惜しい試合を落としている日本は、決勝ラウンド進出をかけて何としてでも勝つべく今日の韓国戦に臨んだ。試合開始序盤から日本はリズムよく得点し、開始5分で11−0と先制する。その後韓国は#15SINが連続して加点し反撃する。対する日本は#8田中が難しいシュートを次々と決め韓国を突き放すが、最後にブザービーター3Pシュートを決められ17−13と4点リードで第1ピリオドを終える。 第2ピリオドは互いにシュートを決められず互いに得点が止まる。しかしここから日本は#10岩村の3Pシュート、#7小畑のジャンプシュート、#11矢代のインサイドシュートで26−17と再び点差を広げる。しかしここでナイスディフェンスを連発していたキャプテン#11矢代選手が連続してファウルを宣せられ、残り3分34秒。4ファウルを犯しメンバーチェンジとなる。その後日本はミスを連発し韓国に追い上げを許し、29−28の1点差で前半を終了。 第3ピリオド、開始から#14江口、#13大神の得点で再び点差を広げる。対する韓国は徹底して#15 SINが攻め込んで加点、さらにアウトサイドシュートが外れたところでオフェンスリバウンドを奪われ加点され、残り5分にはとうとう逆転を許してしまう。その後は互いに決め返し、29−28、日本の前半を終える。 試合が決まったのは第4ピリオド、開始早々から日本は勝利を決定させるべく、3P職人、#9永石がものの2分の間に2本、さらにその2分後にももう1本の3Pシュートを沈め一気に10点差をつける。その後韓国は徹底して外角のシュートを狙い、さらに外れたところをオフェンスリバウンドを奪い加点してくる。その間、日本はその間日本はターンノーバーやファウルトラブルで加点できず、残り3分じりじりと韓国に追い上げられ57−54と3点差まで詰め寄られる。 しかし、韓国の外角シュートが入らず、日本は#13大神がボールを操り徹底して逃げボールをキープしじっくり時間を使う。韓国はファウルをしてくるが、これがアンスポーツマンライクファウルと宣され、ダメ押しの4点差を決められ万事休す。日本は悲願の1勝を手に入れた。 男子の応援 昨日に引き続き、男子日本代表チームの選手が応援をしてくれた。。男子チームの面々は一つ一つのプレイに一喜一憂し、いつも大声で声援を送ってくれる。また、日本ベンチの真裏の席に陣取っていたため、タイムアウトでベンチに戻るときなど、暖かい声援で迎えてくれ、大変心強かった。また、会場内にはたくさんの日本チーム応援団の方にご来場いただき、多くの歓声を送っていただいた。初戦から連敗となり、応援いただいたのに残念なところしかお見せできていなかったが、今日こそは皆さんに恩返しが出来たのではないかと思う。本当にありがとうございました。 永石選手のコメント みんなにチャンスを作ってもらっていたので、自分の前があいたらシュートを狙っていこうと考えていました。今回、はじめて日本代表に選出され、初めてアジアの強豪国と対戦していますが、シュートに関して言うと相手の高さに対して萎縮することはあまりありません。いつもシュートは無心で放っていて、落ち着いて打てば入ると思っています。今回一人だけ学生で日本代表に選出され、WJBLのチームとの練習試合もあまり経験が無く、スタイルも違うなかで、どのようにやっていけばいいか不安でしたが、合宿から合流して日にちが経つにつれ、スタイルやシステムなど少しわかってきてきたと思います。明日の朝鮮民主主義人民共和国戦ではチャンスがあったら1本でも多くシュートを狙い、決めて行きたいと思っています。
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