準決勝(対中国) 日本は立ち上がりからテンポ良くシュートを決める。ディフェンスでも足が動き、中国のシュートミスを誘うと、ディフェンスリバウンドから速攻を連発。#7五十嵐、#11網野らが得点しリードを奪う。さらに第4ピリオド、中国#11Yiが退場し、試合は俄然、日本ペース。着実に得点し、第4ピリオド残り40秒、日本#15竹内(譲)が値千金の3Pシュートを決め68-60で勝利。日本は東アジア競技大会初の決勝進出を決めた。 決勝ラウンド進出 今日の準決勝で日本は中国に競り勝ち、東アジア競技大会では初の決勝進出を決めた。明日の決勝はチャイニーズ・タイペイと午後3時にティップオフされる。また、3位決定戦は午前11時から行われ、中国と韓国が対戦する。なお、決勝戦の後に表彰式が行われ、その後チームはこの大会の閉会式に出席する。 伊藤 俊亮選手 予選ラウンドではチームのモチベーションが上がらず、内容の悪いゲームが続いていました。予選では4位でしたが、上を狙えるチャンスはありましたので、とにかく試合前にヘッドコーチから言われたことに集中してゲームに入りました。その結果、内容のあるいいゲームになったと思っています。明日のチャイニーズ・タイペイ戦はディフェンスを中心に考えて与えられた仕事をきっちりやりたいと思います。そして、優勝を狙います。 五十嵐 圭選手 予選ラウンドの戦いぶりはチームとしても、個人としてもこれまでやってきたがうまくコートで表現出来なかったので、悔しい思いをしていました。今日は昨夜のミーティング以降、自分だけではなくチーム全体が気持ちを入れ替え集中してゲームに入ることが出来たと思っています。自分としてはゲームのリズムを崩さないように心掛け、悪い状況の時間帯を極力少なくするようプレーしていました。明日の相手となるチャイニーズ・タイペイはフル代表ですが、中国・韓国はメンバーを落としてきていましたので、絶対に負けられないと思っていました。今日の中国戦も今年の5月(東アジア地区予選)に戦ったメンバーと殆ど一緒でしたし、その時に勝利したことがまぐれではなかったことを証明したかったので、勝つことが出来て良かったです。明日の決勝ですが、自分がこの代表に入ってからなかなかいい結果が出せなかったので、絶対に優勝したいです。自分達の力を出すことが出来ればいい結果が出ると思うし、応援して頂いているファンの人達やバスケット関係者の方々にこの代表が成長していることを分かってもらいたいので、必ず勝って帰国したいと思います。
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