練習
この日の午後は東アジア競技大会の総合開会式が控えているため、午前中の11：30から12：30の1時間で練習を行った。昨日試合だったということもあり、テーピングなしでの軽めの調整となったが、ほぼ全員が練習後の少し余った時間を使って筋力トレーニングや走り込みを行い汗を流した。

ミーティング
練習後に昼食をとり、明日の香港戦に向けチームミーティングを行った。この試合に勝てば予選ラウンドのグループB1位通過を達成することができるが、地元ホンコン・チャイナとの対戦ということもあり細心の注意を払って明日のゲームに臨む。今回のミーティングでは相手チームのフォーメーションや選手個々の動きの分析に加え、選手個人の特徴なども細かく説明が行われた。

総合開会式
午後5時にホテルを出発し開会式の会場へと向かった。今回の開会式は非常に珍しい形式で行われ、メイン会場には日本選手団全体から6名が選抜され入場行進に参加。残りの選手団は会場近くの港よりフェリーに乗船し、船上での開会式となった。全体から6名しか参加することのできないメイン会場の入場行進には、何と男子代表から富田選手が選ばれた。これには本人も驚いていた。残りのメンバーは他国の選手団と共に、船上より大型モニターを通して開会式を見守った。富田選手がモニターに映ると、船上のメンバーは大いに盛り上がった。その後の開会式のクライマックスには盛大な花火のショーが。香港の美しい夜景とショーがコラボレーションし、その壮大さには全員が言葉を失って見入ってしまうほど感動的であった。開会式が無事終了しホテルに戻ったのは23時30分頃で、帰りのバスでは眠りに落ちる選手も見られた。新チームとなって記念すべき開会式にも参加し、気合を入れなおして明日からの試合に臨む。