マカオでの初練習 10:00からマカオでの初練習を行った。今大会は男女合計12チームが参加しており、基本的に全チームに1時間ずつ練習時間が与えられている。今日の練習はウォーミングアップ、3メンなどの後、ハーフコートの5on5に長い時間をかけて重点的に行った。今大会へ向けての強化合宿は非常に期間が限られていたため、チームプレイの練習が不足しており、この練習でも荒ヘッドコーチから細かい指示が出た。 この日合流が遅れていた吉田選手は初練習となった。初めはプレイに順応するのに戸惑っていた様子だったが、持ち前のセンスで早々に順応し、他の選手とも全く引けをとらないプレイを見せていた。最後にオールコート2メンを行い、1時間の練習は終了した。 Tap Seac Multisport Pavilion 試合会場のTap Seac Multisport Pavilionは滞在ホテルに隣接している。ホテルの玄関を出て道路を渡ると目の前に公園がある。巨大な今大会のマスコット、柏柏くんが花壇の中に立ち並ぶ脇を通過して階段を登ると体育館の入り口へ到着する。ホテル玄関からの所要時間は2分ほどである。 しかし、体育館内に入場するために、手荷物チェックを行わされる。ADカードのバーコードを係員に読み取ってもらい、荷物を全て外し、金属探知のゲートをくぐる。その後、かばんのふたを開け、中身をチェックされようやく館内へ入場できる。こちらの所要時間は順番待ちを含めおよそ5分。移動よりもよっぽど時間がかかってしまうのである。 しかも、このチェックを毎日毎度体育館に入場するたび行われるのである。選手も、審判も組織委員会のボランティアスタッフも全てである。危機管理を徹底しているのであろうが、明日から競技が始まったら全ての観客にも同様にチェックを行っていたら、入場口が混雑してしまい支障をきたすのでは、と心配してしまうほどである。 午後の練習 元々の練習に加え、18:10から午後も練習を行った。40分間充分にシューティングを行い、軽くハーフコートで5on5を行う。セットプレイとエンドラインからのスローインのフォーメーションを確認し、その後は各自調整の時間となった。シューティングをしたり、ランニングやダッシュを行ったりと適宜自分の体と相談しながら調整を行った。
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